早朝この日3件目の温泉。こちらも大正時代からある古い共同湯。竹瓦温泉の近くにあるが、裏通りにあるため迷いながらやっと到着。
受付を済ませ早速入浴。こじんまりとした脱衣所と浴室には仕切がなく、浴室には3人も入ればいっぱいになる浴槽が1つ。お湯は少し黄褐色で若干の金気臭がする。こちらも「不老泉」「竹瓦温泉」と同様、浴槽の側面からお湯が注がれ大量のお湯がオーバーフローしている。 脱衣所の仕切がないのと浴槽の側面からお湯が注がれるのは別府の古くからある共同湯の特徴なのかな？ 入浴中に地元のおばあさん達とお話をするが何十年も毎日こちらに入浴にきているとのこと。羨ましい。前の2件のお風呂で体を洗っていたのでこちらではお湯に浸かるだけにしていたのだが、おばあさん達がシャンプーや石鹸を使いなさいと貸してくれたので三度体を洗う。心配してくれてありがとう！
この日は「別府温泉まつり」の前日で、神主さんが来ていてロビーには色々なお供え物がしてあった。受付のおばさんに「ありがとう」と声をかけて帰ろうとすると「地元の人に配ってるのだが、遠くから来てるのだからこれを持って帰り」と温泉饅頭をくれる。旅人にも優しい地元の方に感謝！
【訪問日：2008年3月31日】

８年ぶりの訪問。外観も、浴室も、まったりとした空気感も以前と同じ。男湯に入浴客がいないので覗かしてもらったが、女湯より脱衣も浴室も狭かった。昼に訪問すると混んでいないのでゆっくり入浴できます。
【訪問日：2016年2月12日】

外観（2016/2/11）

寿温泉

• 大分県別府市楠町11-15
• TEL:TELなし
• 日帰入浴料：100円
• 日帰営業時間：13～22
• 定休日：毎月10・25日
• 駐車場：なし


• 訪問日：2008年3月31日、2016年2月12日／日帰り