黒湯温泉

お気に入り度/★★★★

7つの湯に7つの宿を持つ乳頭温泉郷の1つ。1674年に湯治場として使われていたという歴史有る温泉。茅葺き屋根の棟が並び秘湯感が漂ってました。
黒湯は杉皮葺き屋根の付いた混浴露天風呂が有名。混浴風呂には女性専用の脱衣所が有りバスタオルOKでしたが、浴室や湯船があまり大きくないので女性は入りづらい雰囲気です。が、おずおずと入浴。裸電球や木で作られた浴槽・壁・床下等情緒有り。白濁したお湯に硫黄臭がプンプン。濃いくてすごくいいお湯だ~。しばらく露天風呂を堪能した後、今度は別棟の男女別の湯小屋へ。男女別の内湯は浴槽はかなり大きめで、お湯の色は薄めの乳白色(混浴風呂とは源泉が違う)。こちらも濃い硫黄臭がしてとっても良いお湯でした。夜のお風呂は幻想的で良かったけど昼間にも入ってみたいな。
【2007年10月28日訪問】
温泉巡りをするときは一応プランは立てていくが、気ままな旅のもので予定が変わることが多い。よって宿の予約は寸前にすることが多い。この度も、宿泊4日前に電話をするが泊まりたかった宿は予約が取れず、以前に日帰り訪問した時に印象が良かったこちらに電話をすると予約がとれた。
今回は宿泊なので温泉三昧。温泉は新しくできた宿泊棟の内湯、自炊棟の近くにある内湯と露天風呂、受付棟の近くにある混浴内湯と混浴露天風呂に入る。浴室はどれも風情が有りとても良い感じ。混浴はいつも混んでいて露天風呂に1回入っただけだが、混浴以外は食事前・食事後・寝る前・朝食後と何度も入浴。ほとんど貸切で入れたのでのんびり時間を気にすることなくお湯を楽しむ。お湯は強い硫黄臭で白濁していて少しすっぱい味がする。いいお湯だ!
お宿はノスタルジック感がある2階建ての黒い木造の外観だが、宿泊棟の中は明るくて飾り気のない普通な感じだ。お部屋も簡素でテレビ・冷蔵庫がないのはOKだが、コンセント口がないのは辛し。廊下に数カ所コンセントがあったので、皆かわるがわる携帯を充電していた。部屋には冷房器具がなく、蒸し暑かったので網戸を閉めて窓を開けていたのだが隙間から虫が入る。入口のドアを開けるとすぐに虫が入る。大きい蛾から小さい虫まで就寝までに40匹近く虫を退治する。怖かった!!
食事は食堂でいただく。御飯とお吸い物以外全て冷たかったし(天ぷらの冷たいのは辛い。茶碗蒸しは夏場は冷やしているらしい)、出来合いの既成品が多かったので残念。他のお客さんも食事に関しては不満を言っている方が多かったので改善願いたい!お湯は良いので又こちらには訪問したいが、日帰りで充分かな…。 【2012年8月16日宿泊】

駐車場にある案内板

黒湯温泉

  • 秋田県仙北市田沢湖生保内字黒湯沢2-1
  • TEL:TEL:0187-46-2214
  • 宿泊料:(1万円+奉仕料10%)×消費税+入湯税150円=11700円
    (全て外税なので追加のお酒にも奉仕料と消費税が別途要)
  • 日帰入浴料:500円
  • 日帰営業時間:7~18
  • 営業期間:6月頃~10月頃
  • 駐車場:20台(無料)

  • 訪問日:2007年10月28日/日帰り、2012年8月16日/宿泊
源泉名 上の湯(混浴風呂)、下の湯(男女別内湯)
泉質 上の湯/単純硫化水素泉 71℃  PH0.0 000L/分  下の湯/酸性硫黄泉 85℃ PH0.0 000L/分
【源泉掛け流し(加水有)】露天風呂:混浴1、女1、内湯:混浴1、男女各2<

混浴風呂の入り口

混浴露天風呂。5・6人も入ればいっぱい。暗くて見えないけどのすごくオープンな露天風呂です。

混浴の内湯

男女別内湯の女風呂

受付棟

右の建物が宿泊棟。2階の渡り廊下を渡ると食堂がある

お部屋。冷蔵庫・テレビ・コンセントなし

アメニティの一部

廊下にある休憩所。奥へ行くと食堂

1階の洗面所。奥が男女別の内湯

晩御飯。魚の甘露煮・かまぼこ・プチトマトの前菜は悲し…

朝食

 

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混浴露天風呂

混浴露天の入り口

混浴露天風呂の全景

 

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宿泊棟にある男女別の内湯

男女別の内湯の脱衣場

男女別の内湯の洗い場

 

男女別湯小屋の内湯(女湯)

男女別湯小屋の露天風呂(女湯)

自炊棟

男女別湯小屋(左)と湯畑(右)

男女別湯小屋

天井

洗い場と脱衣場

湯口

打たせ湯