旅館 大橋

お気に入り度/★★★★★

株湯、菩薩の湯、河原の湯を一人で巡った後、夕方に有名な旅館大橋へ。 1902年の創業時の趣を残す木造の建物は、平成9年に国定有形文化財の指定になったとのこと。足元湧出の温泉が有名だが、全客室が三徳川に臨み「現代の名工」に選ばれたことのある総料理長が作る創作会席料理は絶品らしい。
風格のあるノスタルジックな玄関口で靴を脱ぎ、フロントに日帰り湯をお願いするが、噂通り丁寧な対応をしてもらう。早速、"巌窟の湯"へ。更衣室の扉を開けると、地下への階段があり、左から、上の湯トリウム(トロン)、中の湯、下の湯(ラドン泉)。3ケ所全て足元湧出源泉だ。天然岩が露出した浴槽は、湯船の中も天然の岩を組んでいて段差があり深さがまちまちで面白い。お湯は無色無臭。下の湯だけかすかに温泉臭有り。湯温はそれぞれ違うが適温に近かった。岩窟の湯は、男女入れ替え制。
川の水量が増えれ、自噴の量も増える程川の近くにあるお風呂なのに、光が少なく壁面積が広いので密閉感が有り自然が感じられないのが残念。
【訪問日:2007年3月26日】

年末から週末が忙しくて、蟹の解禁が終わるの寸前に兵庫や京都の宿に予約をするがどこも満室。どうしようと何気にこちらのHPを見ると何と1室のみ空いているではないか!ちょっとお値段お高めだっだが、一度は泊まりたいたいと思っていた大橋旅館で蟹と会席を食べて尚且つ露天風呂付きのお部屋なので、プチッとボタンを押して予約完了。
当日は3時過ぎにチェックイン。日帰り入浴で一度訪問しているが、歴史のある建物は趣があって素晴らしい。お部屋は露天風呂付きだが最後の1部屋だったのでsoso。お風呂は足元湧出の「巌窟の湯」のお湯は世界一のラジウム含有量で相変わらす良いお湯だ。女性入浴時間は15~21、男性は21~24:30、5~10。到着してすぐにと21時前の2回入浴。巌窟の湯と男女入替制になっている露天風呂は24時と早朝の2回入浴。川沿いにある露天風呂だが対岸から丸見えなの壁が高く、入浴しながら川を見ることができないのが少し残念。夜一人での入浴は少し怖かったが、早朝の柔らかい陽射しと川の音を聞きながらの入浴は爽やかでよかった。夕方に湯めぐり券を使って「万翆楼」にも入浴したので、部屋にある露天風呂は朝食後に一度入っただけ。せっかく露天風呂付き部屋に宿泊したのにもったいない!
お楽しみの夕食はお部屋でいただく。「現代の名工」や「黄綬褒章」を受賞した総料理長が作るミニ会席と蟹1.5杯(蟹刺し・焼き蟹・蒸し蟹)。会席は美味しいのはもちろん、見た目が美しくテンション上がる上がる!蟹は火の入り具合が絶妙で激旨、蟹刺しも甘くて美味しい!接客も素晴らしく大満足でした。
【訪問日:2015年3月14日】

文化庁登録有形文化財の建物

旅館 大橋

  • 鳥取県東伯郡三朝町三朝302-1
  • TEL:0858-43-0211
  • 日帰入浴料:1,000円
  • 日帰営業時間:15~21
  • 宿泊:30,240円(蟹1.5杯と大橋創作会席・露天風呂付客室)
  • 駐車場:約50台(無料)

  • 訪問日:2007年3月26日/日帰り、2015年3月14日/宿泊
源泉名 旅館大橋 和泉・河原,株湯1号泉
泉質 単純弱放射能泉(低張性中性高温泉) PH7.0 62.6℃ 000L/分
【源泉掛け流し(一部加水有)】内湯1・露天風呂1(男女交代制)、露天風呂付客室

川沿いに建っている

ロビー。三徳川が眺めながら宿泊手続きをする

ロビーでWeicomお薄と和菓子

106号室あやめ。玄関

洗面所

お部屋

お部屋の露天風呂

巌窟の湯

脱衣場

冷水機

脱衣場から階段を数段降りる

洗い場

天井

上之湯

中之湯

下之湯

460px

巌窟の湯。手前浴槽から、下之湯、中之湯、上之湯

1_画像3枚の文字

2_画像3枚の文字

せせらぎの湯の脱衣場

露天風呂から見える 三朝川(三徳川)

洗い場

内湯

460px

露天風呂・せせらぎの湯

蒸し蟹

蟹刺し身

焼き蟹

会席・お雛様

会席・細かい仕事

鳥取和牛のしゃぶしゃぶ

椀物。上品なお出汁が美味しい

洋風の茶碗蒸し。胡椒がかかっている

三朝で天日干ししたご飯とセイコガニのお味噌汁

デザート。梨と自家製抹茶ケーキ

豪華な朝食