お気に入り度/★★★★☆ 
 

ついに憧れの秘湯・奥鬼怒温泉郷へ。鬼怒川4湯の宿は国立公園内にあるので一般車は進入できないので山道を70分歩いて宿まで行かなければならないが「加仁湯」と「八丁湯」の宿泊者のみ日光国立公園の入り口にある女夫淵駐車場までバスで送迎してくれる(八丁湯は昼食付きのプランだと日帰りでも送迎してくれる)。八丁湯・加仁湯・日光沢温泉はそれぞれが徒歩10分弱の距離にあるので「加仁湯」に宿泊し、日光沢温泉には日帰入浴をすることにしました。
加仁湯に到着後、チェックインまで時間があるので先に日光沢温泉へ。沢沿いをプラプラと10分程歩くと昔の小学校の様な2階建ての木造の建物が見える。いい感じに鄙びた感があり趣がある。子供の頃に行った山奥の奥の奥にある母の田舎を思い出してしまった。こちらは送迎がないので日帰り客も宿泊客(山登りをする方がほとんど)も女夫淵温泉駐車場から歩いて来ないといけないが、八丁湯・加仁湯の宿泊した人は歩かなくても手軽に訪問できる。
受付を済ませ露天風呂へ。内湯もあるがこちらは宿泊客のみ利用できる。露天風呂は泉質が違う浴槽が2つ有り、母屋に近い方の露天風呂上は無色透明で薄硫黄臭と金気臭がするぬるめのお湯だ。オーバーフローしていて眺めがいいので長湯をしたかったが、この時期は少し寒かったの断念。次に階段を降りると露天風呂下の浴槽がある。こちらは青みがかった白濁したすっぱい硫黄臭のするお湯でこちらも少しぬるめ。浴槽の真ん中に仕切があり(仕切の下の一部がイケイケになっていてお湯が流れる)仕切の湯口側のお湯はあたたかかったがお湯の流れが悪いのが残念。
とは言え全く違う極上のお湯を楽しめるので大満足。露天風呂は混浴だがバスタオルOK
。先客のおじさま3名が露天風呂上に浸かっていたが、私がバスタオルを巻いている間に気を使って内湯に移動してくれました。申し訳有りません&ありがとうございます。

   
 

日光沢温泉
◆栃木県日光市川俣874
0288-96-0316
◆日帰入浴料:500円
◆日帰営業時間:9〜15
◆定休日:無休
◆駐車場 :
一般車の乗入れ禁止(女夫渕駐車場から徒歩)

訪問日:2011年11月20/日帰り

露天風呂上(混浴)。浴槽底は大きな色違いのタイルが敷き詰められていて茶色に変色していた 露天風呂上の横にある脱衣所 露天風呂下(混浴)。仕切がしているのでオーバーフローしているが湯の流れが少し悪い
     
源泉名  日光沢D・千枚岩混合泉(露天風呂上)、日光沢C・E混合泉(露天風呂下)
泉質

 露天風呂上:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・中性・温泉) 42.9度 Ph7.2 湧出量:39.2L/min
 露天風呂下:含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(低張性・中性・温泉) 40.4度 Ph7.1 湧出量:10.9L/min

効能  神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、
 痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、
 慢性婦人病、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病 等
 【源泉掛け流し】露天風呂:混浴2、内湯:男女各1

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