塩原温泉郷・標高970mにある新湯温泉に3つある共同浴場の1つ。道路から急な名階段を40・50段下りたところにあり、昔は混浴だったらしいが今は間仕切りで男女別に別れている。
建物の中は簡素な脱衣所と狭いが全面に木を使っている浴室で良い具合に鄙びてる。お湯は白濁していて臭いは若干油っぽい硫黄臭。掛け湯をして早速浸かるがめちゃくちゃ熱い。あまり加水をするのが好きではないので我慢して浸かっていたのだが、胸から下が真っ赤になり体が肌色と赤色のツートンカラーになってきたので少しだけ水を入れることに。ホースの口を直接体にかける様にしてなるべく少量のすむ様にチョロチョロ加水していたら男湯から「あんまり加水しないでよね。さっき入っていた女性が加水しすぎて困る」とけっこう命令口調で注意された。どうやら間仕切りの下はお湯がイケイケになっているので注意されたらしい。「は～い」と答えたものの、男湯からその男性の年数回温泉に通っている自慢話や説教じみた温泉論が延々聞こえてきて気分が悪くなりそそくさと上がった。人に注意する時やお願いする時は、柔らかく言わないといけないよな～と改めて勉強させられた。いいお湯だったのにそそくさと上がってしまって残念＆未熟な自分に反省。
【訪問日：2008年6月21日】

久々に訪問するが、以前と何も変わっていないので何だか妙に安心。浴室は1年で男女交換なので、今回は建物入口から右が女湯になっていた。むじなの湯の源泉は右の浴室側にあり、浴槽の横に小さな屋根付きの源泉溜まりがあった。足元湧出のお湯は、加水をしているが激熱。熱いお湯が好きな人が多いと思ったので加水を我慢して浸かったり出たりを繰り返しお湯を楽しむ。白濁した強い硫黄臭のするお湯は最高！相変わらず良いお湯だった。
【訪問日：2015年7月19日】

外観（2008/6/21）

むじなの湯

• 栃木県那須塩原市塩原
• TEL:0287-32-4000（塩原温泉観光協会）
• 日帰入浴料：300円（旅館宿泊者は無料）
• 日帰営業時間：7～18
• 清掃日は休み：月・木曜日（９時頃～16時頃まで）
• 駐車場：５台(寺の湯の裏の駐車場／無料)


• 訪問日：2008年6月21日、2015年7月19日／日帰り