安いお値段で新鮮なお刺身や魚介料理を出してくれる民宿が多い雲見温泉。お宿によって料理がどのくらい違うのかな？っと毎回宿泊先をかえて今回で雲見に宿泊するのは4度目。自涌泉は、ご主人が魚屋の仲買人をされている雲見で人気の民宿で以前繁忙期に予約をしたがまったく予約が取れず、今回は平日だったのですんなり予約完了〜♪
夕方早い時間にチェックイン。気のいい女将さんに案内され2階のお部屋へ。お部屋は8畳の広さでトイレ付きで快適。お風呂は男女別の内湯で、男湯が岩風呂風で広く女湯は長方形のタイルの狭いお風呂だが、宿泊客が少ない時は家族風呂として個々を利用できる。この日の宿泊客は2組だったので岩風呂を家族風呂をして利用させてもらった。雲見温泉の民宿・旅館のお湯は松崎三浦温泉株式会社から供給しているが、源泉掛け流しで無色透明・微苦みと強い塩味がする海辺の温泉ならではのお湯だ。湯上がりは体中がポカポカしてなかなか汗がひかなった。
お楽しみの晩ご飯は、伊勢エビのお刺身が一人1匹ついている「海鮮コース」。出るわ出るわ魚料理の数々！金目のお造りがメインの大きな舟盛りに金目鯛の煮付け、こぶりだがあさひ蟹やもくず蟹のボイル。そして最も楽しみにしていた伊勢エビのお刺身。プリプリして甘いーーー！う〜ん、幸せ。
夕方雲見を散策している時に徒歩県内でホタル鑑賞ができるとの告知ポスターを発見。夕食後、女将さんに聞くと徒歩県内は暖かくなったのでホタルはいなくて、訪問時は山にのみにホタルがいるとのこと。共同駐車場から専用バスが出ていると聞き、乗車券をもらいバス乗り場へ。9時頃には終わるのだが既にもう8時なので大急ぎで移動しなんとか最終のバスに乗車。雲見温泉の裏の山を走ること15分、ホタルがいる山のバス亭に到着。真っ暗な道を進むとホタルがいると教えてもらい奥に進むと沢らしき辺りにホタルが沢山飛んでいる。真っ暗な山の中をほのかな明かりを照らしながらホタルがフワフワと飛んでいて幻想的で美しい♪しばし堪能した後、最終便で温泉街に帰る。帰りのバスの中で係の方とお話をするが、送迎バスでの山の上のホタル鑑賞は昨年から始めたそうで、雲見の民宿のご主人達が交代で送迎や案内係をし、送迎バス（今回は大型ミニバン）も民宿や個人所有の車らしい。うれしいイベントに感謝。ちなみにホタル鑑賞は6月上旬〜中旬の19～21時迄で、ホタルがいる付近は真っ暗なので要・懐中電灯です。

外観

自涌泉

• 静岡県賀茂郡松崎町雲見432
• TEL:0558-45-0352
• 宿泊料金：海鮮コース10000円（伊勢海老刺身1人1匹）＋入湯料150円
• 定休日：不定休
• 駐車場：約8台（無料）


• 訪問日：2014年6月13日／宿泊