東京を昼過ぎに出発し、乗鞍に到着したのが夜8時前。 湯けむり館の入館受付が8時までなので慌てて受付をし浴場へ向かう。浴場に入ると強いイオウの臭いが漂っていて期待大。事前ネット調査では「お湯はとても良いが入浴客が多すぎるのが難点」との意見が多かったが、平日で遅い時間だったせいか他に入浴客がいなくて思わずにんまり！
床も壁も板張で、大きな湯船は樹齢５００年の木曽サワラを使用。イオウと木の臭いが混ざり合ってとても良い香りがする。掛け湯をして早速お湯をいただく。お湯に浸かるとイオウの臭いが更に強く感じられる。お湯は乳白色、湯の花が少し浮いていている。湯温は適温でぬるっとしている。噂通りの良いお湯で幸せな気持ちになる。
露天風呂も良いお湯だ。内湯と違ったイオウと濃い緑の香りが楽しめる。この日は気温が低かったので温まった体を冷やすにはちょうど良い。露天の1/3にネットが掛けられていたので、雨の日や日差しの強い日やにも入れるので女性には嬉しい。明るい時間だと露天から乗鞍岳を遠望できるそうだが、夜なので何にも見えないので残念、と貸切で入れただけでラッキーなのでさらに贅沢を望む（笑）。
【2006年9月15日】

久々に訪問。GWで少々混んでいたが硫黄臭がする乳白色の濃いお湯は相変わらず。素晴らしいお湯だ！
【2011年5月3日】


2年ぶりに訪問すると、ロープが張られて閉館の張り紙が！びっくりするが張り紙をよく見ると移転したとのことで一安心。2013年3月31日に閉館し道路の反対側にある駐車場の奥に4月26日リニューアルしていたようだ。
新しい湯けむり館は移転前と同じ木造平屋だが、外壁がガラス張りで高い吹き抜けの立派な建物になっている。館内にはカフェ・レストランが併設されていて本格窯焼きピザと手打ち生パスタなどのメニューがある。美味しいとの書き込みを見つけたので次回訪問時は是非食べたい！
館内を少しウロウロした後に受付を済まお風呂へ。浴室はあまり広くはないが天井が高く外が見える窓が天井近くまであるのであまり狭さを感じないし浴室内はとても明るい。リニューアル前は床・壁・湯船は木を使っていて情緒があったが、床も湯船も石のタイル張りになってしまったので少し残念。露天風呂は正方形の石のタイル張りの浴槽で立派な屋根がついている。お湯は前と同じ源泉が使われているので極上の硫黄泉。新しくなった施設も良いが、総板張りの内湯がある前の施設の方が好きかな〜。
【2013年7月28日】

外観

湯けむり館

• 長野県松本市安曇乗鞍高原
• TEL:0263-93-2589
• 日帰入浴料：700円
• 日帰営業時間：9：30～21(最終受付20）
• 定休日：毎月第3火曜日または第4火曜日
  （※12月上旬に施設メンテナンス為休館日あり）
• 駐車場：約120台（無料）


• 訪問日：2006年9月15日、2011年5月3日、2013年7月28日／日帰り