黒部ダムに行った帰りに訪問。約400年前に発見されたで温泉で、北アルプスの山麓・槍ヶ岳に源を発する高瀬川の渓谷にひっそりとたたずむ秘湯。葛温泉は3軒の温泉宿のみの小さな温泉地だが、湯量が豊富なので大町温泉郷や木崎湖温泉は葛温泉から引き湯をしている。3軒のお宿全てが日帰り入浴が可能だが、最も遅くまで入浴できるこちらでで湯浴みをさせていただく。
高瀬館は少し鄙びた雰囲気もある旅館だ。愛想の良い受付の方と少しお話をしていざお風呂へ。お風呂は脱衣場を挟んで内湯と露天風呂が分かれている。まずは露天風呂へ入るが熱いの何の！あまりの熱さに片足しか浸かることができなかったので、内湯へ移動。浴室は長方形の大きな浴槽が2つに仕切っていて、奥が熱めで手前がぬるめ。微硫黄臭がする無色透明のお湯が大量にザバザバと掛け流されている。微量の塩素消毒有らしいがまったく塩素臭は感じられなかった。弱アルカリ性のお湯はすべすべして柔らかくてとても良いお湯だ。
湯船に浸かりながら地元の方とお話をすると、いつも露天風呂は熱いが今日は特別熱いとのこと。ホースでから水を引いて冷ましているので入ってきたら？と言われ再び露天風呂へ。広い露天風呂の一画のみ浸かれる位の湯温に下がっていたのでしばし露天風呂を堪能する。良いお湯だった♪

外観。葛温泉の最奥のお宿

高瀬館

• 長野県大町市大字平高瀬入2118-13
• TEL:0261-22-1446
• 日帰入浴料：700円
• 日帰営業時間：10～20
• 定休日：無休
• 駐車場：約30台（無料）


• 訪問日：2014年8月21日／日帰り