長野県松本市の奥座敷と言われている浅間温泉。開湯は約1000年前で多くの文人や歌人に愛されてきた歴史のある温泉地だ。各町会などで管理する共同浴場が多数あるが地元の人以外に開放している共同湯は2ヵ所（仙気の湯・港の湯）、日帰り専用施設が2ヶ所（枇杷の湯・浅間温泉会館）ある。
港の湯は温泉街の中心から少し離れたバス通りに面している共同湯。飾り気のない白いコンクリート建物で、あまり目立たない小さい看板のみなので素通りしてしまいそうな外観だ。駐車場の場所が分からず番台のお母さんに訪ねると親切に外に出てきてくれて教えてくれた。同じ道路沿いの徒歩約2分の場所に駐車場があるのだがまったく看板がないので教えてもらわないと絶対わからないだろう。
番台で入浴料を払い脱衣場に入ると、綺麗に掃除されていて思っていた以外と広い。浴室は全てタイル貼りで小さな楕円形の浴槽が1つのみのシンプルなつくり。シャワー・カランが3つあり湯口からは温泉が出る。
のんびりとお湯に浸かろう浴槽に足を入れるが滅茶苦茶熱い。あまりにも熱いので気合いを入れて浸かるが10秒ももたず浸かっところのみ体が赤くなってしまった。お湯は無色透明で薄ら温泉臭がする良いお湯で新鮮だ。何度か浸かって上がろうとしていた時に浴室に入ってきて地元の方が「今日はお湯が熱いわ！」と言いホースから水を入れていた。ホースがあるのが気がつかなかった…。

外観

港の湯

• 長野県松本市浅間温泉1-21-10
• TEL:0263-46-1800
• 日帰入浴料：200円
• 日帰営業時間：13～20:30(最終受付20）
• 定休日：火曜日
• 駐車場：約5台（無料）


• 訪問日：2014年6月11日／日帰り