紫山楼_目之湯旅館

お気に入り度/★★★★☆

長野県松本市の奥座敷と言われている浅間温泉。開湯は約1000年前で多くの文人や歌人に愛されてきた歴史のある温泉地だ。各町会などで管理する共同浴場が多数あるが地元の人以外に開放している共同湯は2ヵ所、日帰り専用施設が2ヶ所、約30軒の旅館があり地元の人や観光客で賑わっている。
目之湯旅館は、創業は240年以上という老舗の旅館で、昔は養蚕業を営んでいたそうだ。夜だったせいか、カーナビにお宿地点をセットしてウロウロするが入り口が分からず近くの駐車場に車をとめて歩いて訪問。賑やかな通りより少し奥まったところにありわかりにくい。敷地内には専用駐車場もあったので車で入れる道もあった様だ。最新ver.のカーナビなのにあまり役立たず、トホホ。
お宿は外観や玄関・廊下など歴史が感じられ老舗旅館の趣きがある。女性用のお風呂は、脱衣場を挟んでに2つの入り口があり、内湯と露天風呂に分かれている。露天風呂は階段を数段降りると木の床と丸い大きな桶の浴槽が1つのみでとてもシンプル。内湯は広い浴室内の奥に長方形の浴槽とシャワー・カランが3つあるのみでこれまたシンプル。しかし両浴槽には新鮮なお湯が注がれザバザバとオーバーフローされている。無色透明なお湯で薄温泉臭がする極上のお湯だ。「目之湯」の由来は、お湯にホウ酸が含まれていて目に良いからだと言われているのに目を洗うのを忘れてしまった。ほとんど貸切だったのでのんびり入浴できました。ちなみに男湯は浴室が狭く、浴室と露天風呂が続いていたとのこと。日帰り入浴は平日のみなので注意。

外観

紫山楼 目之湯旅館

  • 長野県松本市浅間温泉1-37-5
  • TEL:0263-46-0255
  • 日帰入浴料:600円
  • 日帰営業時間:15~21(平日のみ)
  • 定休日:不定休(日帰り入浴は平日のみ)
  • 駐車場:約30台(無料)

  • 訪問日:2014年8月22日/日帰り
源泉名 不明
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) PH不明 49.1℃ 000L/分
【源泉掛け流し】男女別内湯・露天風呂各1

メイン通りから少し奥まったところにある

玄関。200年以上前の大黒柱

お風呂入り入り口

脱衣場

脱衣場を挟んで内湯と露天風呂がある。左が内湯、右が露天風呂

妙に広い浴室。シャワー+カラン2つ、カランのみ1つ

内湯の湯口

露天風呂の湯口

 

「古代ひのき風呂」
樹齢約2000年のひのきの倒木を使った湯船

露天風呂