1994年にオープンした白馬村の外れにある日帰り温泉施設。昔、日本海から塩や海産物を運んだ「塩の道」が白馬を通じているのと、塩分を多く含むお湯なので塩の道温泉と命名。白馬塩の道温泉には複数の入浴施設があるが元湯であるこちらの以外の施設にはタンクローリーでお湯が運ばれているらしい。 発券機にコイン（入浴料）を購入し、ゲート式の入口に投入して入場する。木造・畳敷きのレトロな館内とは違和感がある。浴室は壁に沿ってシャワーやカランが10数個あり、浴室内の中央に木製の湯溜まり（真湯）があり内湯はない。浴槽は外にある露天風呂のみ。露天風呂は半露天風呂で20人近く浸かれる木製の長方形の浴槽のみでザバザバとオーバーフローしている。お湯は緑黄土色で塩辛いが甘みがあり鉄臭の他信州では珍しいアブラ臭がする。おまけに高張性で成分も濃く極上のお湯だ。こんな良いお湯が白馬にあったなんて知らなかった！良いお湯だった。

外観

倉下の湯

• 長野県北安曇郡白馬村大字北城9549-8
• TEL:0261-72-7989
• 日帰入浴料：500円
• 日帰営業時間：10～22(最終受付21:30）
• 定休日：無休
• 駐車場：約30台（無料）


• 訪問日：2013年7月27日／日帰り