一陽館

お気に入り度/★★★★★

長野市松代町の外れにある一軒宿。温泉師匠が大絶賛していたのでずっと入浴したいと思っていたので訪問できて嬉しい。約3000坪もの敷地に受付棟・休憩棟・内湯棟の建物、内湯棟の裏に露天風呂がある。休憩棟は昭和5年に建てられたもので、2階が60畳大広間の休憩広間で冬には炬燵が10前後並び、3Fは個室になっているので日帰り湯治ができるらしい。ちなみに昔は旅館だったので宿泊ができたが、現在は日帰り入浴のみ対応とのこと。
受付で入浴料を払うと、ご主人に「初めて?」と聞かれたので「はい」と言いかけるが、温泉師匠が私の言葉をさえぎって「2回目」と答える。ん??後で何で遮ったかを聞くと、こちらのご主人は初訪問のお客さんに必ず施設・源泉などの説明を5〜20分されるそうだ。温泉師匠いわく説明は面白いが2回聞くのはちょっと…とのことだったみたいだが聞いてみたかったな〜。
まずは内湯へ。浴室棟は、脱衣場は浴室と一体型で簡素で年期が入ってます。細長い浴槽は堆積物がこんもり、風呂桶も温泉成分で茶色に変色してます。お湯は源泉掛け流しで湯口から大量に注がれ、排出口から大量に排出にされていてとても新鮮。緑かかった褐色で、えぐ味・塩味、金気臭がする極上のお湯だ!浴室の奥にドアがあり覗いてみると休憩棟につづいていた。石けん・シャンプーは禁止なので注意を!
しばし内湯を堪能した後は露天風呂へ。露天風呂は混浴だがバスタオル巻きOK。脱衣場がないので内湯で湯浴み着に着替え貴重品を持って露天風呂へ。おー、黄金色のお湯が浴槽からザバザバと掛け流しされている。浴槽やそのまわりが温泉の堆積物でこんもり。浴槽は2つあり、黄土色のお湯はぬるく、緑褐色のお湯は熱かった。う〜ん、すごいお湯だ。高張性で濃いお湯なので長湯すると湯あたりしそうだが、休憩室で休みながら1日のんびりと湯治をしてみたい!

外観

一陽館

  • 長野県長野市松代町東条55
  • TEL:026-278-2016
  • 日帰入浴料:300円、(入浴・休憩(8〜16)750円)
  • 日帰営業時間:8~20
  • 定休日:無休
  • 駐車場:約15台(無料)

  • 訪問日:2013年7月26日/日帰り
源泉名 内湯:加賀井温泉 一陽館 三号泉、露天:加賀井温泉 一陽館 一号泉
泉質 三号泉:ナトリウムカルシウム-塩化物塩泉(高張性中性高温泉) PH6.7 41.0℃
一号泉:ナトリウムカルシウム-塩化物塩泉(高張性中性高温泉) PH6.5 37.8
【源泉掛け流し】男女別内湯各1、混浴露天風呂1

休憩棟

休憩棟の入り口。レトロな看板

駐車場から向かって左の平屋の建物が受付

内湯棟

内湯の玄関付近

内湯。脱衣場と一体型

湯口

天井

温泉成分で桶が茶色に!

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内湯

内湯棟の裏に露天風呂がある

温泉がゴボゴボ湧いている

貴重品はこの棚へ

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混浴露天風呂(バスタオル巻OK)

浴槽の縁やその当たりが堆積物でこんもり

湯口。2つの湯船に注がれている。2つの湯船のお湯の色が違う

緑っぽい湯口には2ヵ所からお湯が注がれている