お気に入り度/★★★★☆ 
 

豊沢川沿いの花巻温泉郷のひとつ。近代的なホテル「山水閣」、茅葺きの屋根の旅館「菊水館」、古くからの湯治場の「自炊部」の3棟で構成されていて、「山水閣」と「自炊部」渡り廊下でつながれている。湯治場に憧れていたので、木造でノスタルジックな趣のある自炊部に宿泊することにした。自炊部は湯治をするために長期滞在の方が多いみたいだが、料金の安さや温泉を求めて、出張中の会社員や、若い人が数泊することも多いらしいです。
自炊部の帳場で受付を済ませお部屋に案内してもらいシステムの説明を受ける。基本の部屋料金(約\2000+入湯料)に貸出料を加えたものがお宿代になるらしい。私達は、敷布団・掛布団・毛布/各\210+シーツ\74+枕\10+こたつ\315をレンタルし一泊\3000ちょいで宿泊する。1ヶ月近く長期滞在する人などは布団を持参しているらしい。食事の基本は自炊(売店や自炊室が有り)だが、食事処や炊き出し(ご飯\168、味噌汁\105)等も有るので便利だ。自炊室で食事の準備をしながら、長期滞在している方とたわいのない話をするのも楽しかったです。
自炊部の建物は木造で古いが、廊下はピカピカ・館内はどこも綺麗に掃除されていて気持ち良かったです。
お風呂は、自炊部・地下にある「薬師の湯」、菊水館・木造の「南部の湯」、山水閣・半露天の「豊沢の湯」に入るが、お湯は全て透明で微かに硫黄臭・若干ツルヌル感有り。それぞれ浴室・浴槽の趣が異なっていて良かったが、24時間入れる「豊沢の湯」は浴槽が広く、開けっ放しの大きな窓から川や木々が見え、自然の香いっぱいの風を感じながら入浴できる。一部循環している?との噂があったが塩素臭がしなかったし、あまりにも気持ち良かったので朝晩4回も入ってしまった。
有名な混浴露天風呂「大沢の湯」は、混浴風呂に慣れた私でもあまりにもオープン&男の人がいっぱいで入れませんでした。女性には入りにくいお風呂かな…。従業員の方もいつもニコニコ丁寧で感じが良く、花巻に行った時は又宿泊したいな!

  昭和初期のようなレトロな雰囲気
 

大沢温泉
◆岩手県花巻市湯口字大沢181
◆TEL:0198-25-2315(自炊部)
◆日帰入浴料:大人500円、子供300円
◆日帰営業時間:8〜20
◆駐車場:120台(無料)

◆訪問日:2007年10月30・31日/宿泊

自炊部の待合所

売店。ほぼ何でも揃っている

お部屋。壁が薄いので静かにしないと
廊下。ピカピカに磨かれている 自炊場。全て無料。包丁や土鍋はフロントで借りる。 有料のガス。10円で7〜8分使える
自炊部にある薬師の湯 浴槽は2つ 脱衣所
山水閣(ホテル)にある「豊沢の湯」。
半露天で24時間。景観がGOOD
カラン。4度入ったがいつも綺麗に片づけられていた 脱衣所
自炊部にある混浴露天風呂「大沢の湯」 右写真の橋の上から撮影した大沢の湯 橋を渡ると菊水館(旅館)
菊水館にある「南部の湯」 カランは2つ 脱衣所
源泉名  大沢の湯
泉質  アルカリ性単純温泉 51.3℃ PH:9.2
効能  神経痛、リュウマチ、胃腸病、うちみ、くじき、婦人病 等
 【源泉掛け流し・加水??】露天風呂:混浴1、男女各2、内湯:男女各3

トップページへ

前のページへ戻る

 
Copyright ちょこっと温泉+α  all right reserved 2006〜