少し遅いお花見に池田の五月山に行った帰り、急きょ日本三古湯の1つに数えられる有馬温泉へ。この日は快晴の4月の土曜日なので有馬は観光客がいっぱい。外湯で有名な「金の湯」「銀の湯」（両方とも循環）は入り口付近に人がワラワラいたので、中は間違いなく「芋の子を洗う」状態のはずだ。
有馬は湯量が少ないらしく殆どが循環。数少ない掛け流しの宿で、お湯が評判の上大坊を訪問。宿の裏にある天神泉源を加水なしで引いてるとのことで期待大。日帰り湯の受付を済ませ建物の奧にあるお風呂へ。薄暗いコンクリートの階段を下りるとレトロ感ムンムンの更衣室があらわれ、なんだか懐かしい気持ちになる。土曜日だが貸切状態でラッキー。浴室の扉を開けると、小さな浴槽が2つ。すごい湯煙の中、こげ茶色の湯船が見えてにんまり。浴槽まわりは茶色の成分がこびりついていて変色している。使っていたタオルもみごとに茶色に染まりました。お湯は熱めで濃厚、透明度は殆どなく金気臭がとても強い。有馬にこんな良いお湯があるなんて知らなかった。レトロでシンプルなお風呂だけど掃除も行き届いており、泉質共々私的には好みのお風呂です。
【2007年4月14日／日帰り】

久々の訪問。相変わらずお湯が濃厚！高張性で体にお湯の成分が染みこむのか、長く浸かっていると湯当たりしそうになる。素晴らしいお湯だ！
【2010年9月19日／日帰り】

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