万座温泉は標高1800mの上信越高原国立公園内の中にあり、1日に540万リットルの豊富な湧出量で日本でいちばん硫黄含有量が多い温泉地。山の斜面に約8件の宿泊施設が点在している。鄙びた雰囲気の湯治宿で旅館というより山小屋風。すぐ近くの「松屋ホテル」の御主人とこちらの女将さんは兄妹らしい。
こちらは日本で唯一「サルノコシカケ湯」が楽しめるお宿で有名。サルノコシカケは霊芝とも呼ばれる上薬の漢方で、血液サラサラ効果や虚弱な体質・ガンにも効くマルチ漢方らしい。
受付を済ませそそくさとお風呂へ。内湯はあまり広くはないが天井が高く、壁や床・湯船までもが木製で良い雰囲気。湯口付近の大きな木の箱にサルノコシカケとマツフジの蔓が入っていて、サルサルノコシカケの成分が入った源泉が湯船のへ注がれている。サルノコシカケの匂いや味はよくわからなかったが、お湯は薄白濁でレモンの様な酸っぱい味で微硫黄臭がする極上のお湯だ。老化防止の効能もあるそうなので次回訪問時はゆっくり浸かりたい。
内湯を堪能した後は露天風呂へ入るが露天風呂は混浴のみ。内湯から直接露天風呂へ行けない＆脱衣所がないので内湯の脱衣所で湯浴着に着替えてから移動。お湯を入れ替えている途中なので湯が少なかったは新鮮なお湯を楽しむ。極楽だ〜！

外観

湯の花旅館

• 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
• TEL:0279-97-3152
• 日帰入浴料：700円（湯めぐり手形700円を購入すると万座の各施設500円でOK、購入年内有効）
• 日帰営業時間：10～15
• 定休日：無休
• 駐車場：約30台（無料）


• 訪問日：2013年6月3日／日帰り