お気に入り度/★★★★★
草津温泉から車で1時間弱、標高1800mに位置し温泉の評判が良い万座温泉ホテルへ。
温泉は、ホテル本館にある大浴場「長寿の湯」、ホテルから歩いて数分の露天風呂「極楽湯」、露天風呂から更に坂を下たところにある別館「日進館」で、3施設9種類の温泉がある。
まずは日進館へ。年代を感じさせる建物の中に「鉄湯」と「ラジウム湯」が有り男女日替入れ替え制になっている。この日は「鉄湯」が女湯。ひなびた感じと湯船から壁・天井まで全て木造で湯治場っぽい感じがする。お湯は少しだけ白濁した色で熱め。phが低いがあまり硬くないお湯だった。
この後すぐに 露天風呂「極楽湯」に。お湯は少し温めだがいい感じ。色は白濁色で少し青緑かかっていてとても綺麗な色。景観が良いし長時間のんびり入れたら気持ちがいいだろうな~。
ホテルで昼食後、本館の「長寿の湯」に入る。総木造のお風呂で落ち着いた感じがする。週末なのでけっこう混んでいて年輩の方が多い。「姥湯」「姥苦湯・ささ湯(露天風呂)」「苦湯」「滝湯・真湯」の6種類のお風呂が有るけどれも泉質が違う。苦湯は「万座最古の温泉の王様」といわれ難病も治すといわれているとても濃いお湯で有名らしい。散歩道から露天風呂が丸見えなのが残念。草津とはお湯のタイプが全く違うが、全て濃くてとても良いお湯でした。
【訪問日:2006年5月27日】
久しぶりに訪れるとホテルの名前が変わっただけではなく、2007年12月に日進館の湯小屋「ラジウム湯・鉄湯」が解体されていた。2008年に完成した新館の「万天の湯」のお湯は、日進館の「ラジウム湯」が使われているが宿泊者専用なので入浴できなかった。残念。
フロントで万座温泉の湯めぐり手形を購入。この手形が優れもので700円で手形を購入すると万座温泉の各宿泊施設のお風呂が500円で入ることができる。今回は8箇所のお宿を全制覇をする予定なので重宝しました。
まずは本館の「長寿の湯」へ。源泉掛け流しのお湯は相変わらず素晴らしいお湯だ。全ての浴槽に浸かるが、非加水・非加熱の源泉掛け流し100%の浴槽の「苦湯」には長時間浸かる。あ〜幸せ。
長寿の湯を堪能した後に、別棟の露天風呂「極楽湯」へ入る。青味を帯びた白濁したお湯は、レモンの様に酸っぱくて硫黄臭がプンプン。心地の良いか風が流れているが、日陰がないのでタオルでホッカムリをしてお湯を堪能する。幸せだ〜。
【訪問日:2013年6月3日】
外観(2006/5.27)
万座温泉 日進館(旧 万座温泉ホテル)
- 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温 2401
- TEL:0279-97-3131
- 日帰入浴料:1000円(湯めぐり手形700円を購入すると万座の各施設500円でOK、購入年内有効)
※万点の湯、円満の湯は利用不可 - 日帰営業時間:10~17(最終受付16:30)
- 定休日:無休
- 駐車場:約100台(無料)
- 訪問日:2006年5月27日・2013年6月3日/日帰り
源泉名 | 苦湯、苦湯2号、姥湯の混合泉 |
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泉質 | 酸性-含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 (低張性中性高温泉) PH2.6 65.7℃ 550L/分 (別棟にあった日新館の源泉→ラジウム北光泉源泉(泉質-酸性-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 80.6℃ pH=2.6)と鉄湯源泉(含食塩硫化水素泉 75℃ pH=3.1 ) |
他 | 【源泉掛け流し(長寿の湯「姥湯浴槽」のみ源泉100%、「真湯」は非温泉。他の浴槽は全て加水有り)】 大浴場「長寿の湯」(男女別内湯・露天風呂各1)、展望露天風呂「極楽の湯」(男女別露天風呂1)、 満天の湯(男女別半露天風呂1[宿泊者専用])、円満の湯(貸切風呂1[有料]) |