御座之湯

お気に入り度/★★★★★

2013年4月25日にオープンした日帰り入浴施設。御座之湯は江戸から明治にかけて実在した伝説の共同湯で、草津温泉のシンボルである湯畑の前に再建された。 2ヶ月前に草津に訪問時はまだ工事中で何となくの外観しか見ていなかったが、完成された湯小屋は屋根に杉の皮を使った木造二階建ての立派な建物だ。100年後には重要文化財を目指すとのことで全て木で造ることにこだわったらしい。10年後、20年後には趣の有る湯小屋になっているのか見たいので何度も再訪しなければ!
建物の真ん前の白旗源泉を見学した後に御座之湯へ。木の香りがする真新しい施設は1Fが受付と浴室、2階は有料の広間になっている。1Fの受付付近は一部吹き抜けになっているので明るくてとても広い。
浴室は「石之湯」と「木之湯」があり、男女日替わり制になっていて、この日は「木之湯」が女風呂。浴室内はシンプルな作りでそこそこ広いが、湯気抜きのために天井が高いので実際より広く感じる。
そしてこちらは浴槽が2つ有り「湯畑」と「万代」源泉が各々の浴槽に注がれ一度に2つの源泉を楽しむことができるのが嬉しい。両浴槽とも何とか浸かれるくらいの湯加減で、お湯は万代鉱はピリッとした浴感、湯畑は万代鉱に比べると少し柔らかな感じがした。湯口のお湯を舐めてみると両源泉ともレモンの様に酸っぱい味がしたが、万代鉱の方がかなり酸っぱく舐めた瞬間にタコの様な唇がになってしまった。同様の酸っぱさだと思っていたが同時に舐めてみると違いがわかり面白い。お湯の臭いは、浴槽の檜?の香りが強くてがわからなかったので残念だった。
平日の朝9時前に訪問したせいかずっと貸切だったので、お湯に浸かったり上がって椅子に座ったりを繰り返し、のんびりとお湯を楽しむことができた。次回訪問時は「石之湯」に入らねば!

外観。真ん前に白旗源泉があるが、こちらで使われているのは万代鉱と湯畑源泉

御座之湯

  • 群馬県吾妻郡草津町大字草津421
  • TEL:0279-88-9000(草津町役場企画創造課)
  • 日帰入浴料:500円
    (2F大広間利用は別途料金。利用時間は9〜18※最終受付17)
  • 日帰営業時間:7~21(最終受付20:30)
  • 定休日:無休(メンテナンス休館あり)
  • 駐車場:なし

  • 訪問日:2013年6月4日/日帰り
源泉名 湯畑、万代鉱
泉質 湯畑→酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性酸性高温泉) PH2.0 53.9℃ 000L/分
万代鉱→酸性‑塩化物・硝酸塩温泉(低張性酸性高温泉) PH1.5 96℃ 000L/分
【源泉掛け流し】男女別内湯各1

玄関・フロント付近

脱衣場

洗面台にはドライヤー完備。無料の貴重品ロッカーもある

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この日は「木之湯」が女風呂

源泉別の浴槽がわかれている

入り口に近い浴槽が万代鉱、奥の浴槽が湯畑

掛け湯槽

カラン・シャワー・ボディープ有り

壁面に沿って長椅子がある。天井や窓から陽射しが差し込むので明るい

湯気抜きのための高い天井