小雨の降る中、東海随一の大露天風呂で日本秘湯を守る会の宿「佳留萱山荘」へ。
露天風呂が約250畳もあるとのことだが、どの位の広さなのか想像できない。宿のフロントでお金を払い、駐車場を挟んで１００メートルほどれたお風呂へ向かう。
入り口を入るとオープンな脱衣所と大きな女性用露天風呂があり、湯船の奧に大露天風呂の入り口がある。バスタオルを巻きそろそろと大露天風呂に入るが思った以上に大きい！お風呂ではなくてまるで池の様だ。
３つに別れた湯船はそれぞれ湯温が異なり手前熱くて奥ぬるい。お湯は薄黄緑色で、弱い金気臭有り。鉄分の影響でお湯の噴き出し口や岩が赤茶色に変色していた。露天のあちこちで源泉がドバドバ投入されていて湯量の豊富さがうかがえる。
岩の洞窟や湯滝など楽しめる作りになっていて、澄んだの空気や緑の木々、巨大な岩（土石流を使用）など、開放感満点。大露天風呂は入浴時あまり落ち着かない所が多いのだが、ここはのんびりできる。下調べ時に見かけた、「虫の死骸やコケ」も見あたらず快適に過ごせたが、雨が強くなり長居が出来なかったのが残念。雪見風呂が良いとのことなので又冬に来たいな。

水明館 佳留萱山荘
◆高山市奥飛騨温泉郷神坂555
◆0578-9-2801
◆入浴料：800円（タオル付き）
◆営業時間：8：00〜22：00
◆駐車場 ：30台（無料）

訪問日：2006年9月16日／日帰り

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