八甲田と十和田湖の間のぶなの原生林の中にある秘湯の一軒宿。ひっそりした温泉宿だと思っていたが、100台収容できる大きな駐車場はほぼ車が満車で沢山の人で賑わっていた。もちろん温泉もだだ混みだった。お盆休み中なので仕方なしかな。
こちらのお風呂は、男女別の「泉響の湯」、男女交代制の「久安の湯」があり、いずれも足元湧出温泉だ。「久安の湯」は浴室内全てがブナの木で作られているので入浴したかったが、夜の９時〜翌朝８時迄のみが女性タイムなので宿泊しないと入れないので断念。「泉響の湯」は浴室の扉を開けると階段が有り、5・6段降りると浴槽や洗い場がある。床と壁の下部は石でできていて、壁や天井は木造だ。天井が高いので開放感があるが、薄暗く余計な物のない浴室は落ち着いた雰囲気を醸し出している。シャワーやカランはなく、階段のすぐそばに大きな湯だまりがあるのでここで体を洗うのだが、混んでいて順番を待っている人が数人いた。浴槽は4m四方位で浴室の半分弱を占めていて浴室の一番奥にり、お湯は無色透明でほのかに温泉臭がする。足元湧出なので浴槽の底から泡がプクプク出ていて掛け流しで柔らかくて良いお湯だ。「久安の湯」に入りたいので次回は宿泊せねば！

広い敷地。大きな駐車場も有り

蔦温泉旅館

• 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
• TEL:0176-74-2311
• 日帰入浴料：500円
• 日帰営業時間：9～16
• 定休日：無休
• 駐車場：約100台（無料）


• 訪問日：2012年8月15日／日帰り