日本三大霊山（恐山・高野山・比叡山）のひとつで、青森県下北半島の中央に位置する恐山へ行ってきました。この恐山の菩提寺の中には温泉の湯小屋があり入山料を払うと無料で温泉に入れます。温泉に入る前に、菩提寺に敷地内をくるっとまわってきました。荒涼とした噴気地帯のあちこち沢山の表札や位牌等が置かれていて小石が沢山積み上げられている。綺麗な色の風車がくるくる回っているのだが物悲く見え、人生に終焉について柄にもなく考えてしまった。が、気持ちを切り替えて温泉へ！
湯小屋は、
・ 混浴『花染の湯』
・ 女性専用『冷抜の湯』
・ 男性専用『古滝の湯』
・ 男女交代制『薬師の湯』と、
全部で4つの有り、上記の様に男女別に別れているが混浴以外は日によってかわることもあるみたいです。訪問時は、男風呂「古滝の湯」が女湯で、男女交代制「薬師の湯」が男湯だったので、「薬師の湯」以外は全て入湯。4つの湯小屋はほぼ同じ造りで、建物・浴室内が総ヒノキで脱衣場と浴室に間仕切りがなく、長方形の浴槽が浴室の内の真ん中にある。お湯はすべて源泉かけ流し。微かに白濁しているがほぼ透明で弱い硫黄臭がする。舐めてみると少し酸っぱかった。宿坊の裏に有る混浴風呂はラッキーなことに貸切だったのでザブっと入浴できました。ホント極上のお湯でした！

外観

恐山 菩提寺

• 青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
• TEL:0175-22-3825（恐山寺務所）
• 日帰入浴料：500円（入山料）
• 日帰営業時間：6～18
• 定休日：無休（11～4月は休業）
• 駐車場：約300台（無料）


• 訪問日：2012年8月14日／日帰り